「ももはじめてさく」 と読みます。 読んで字のごとく、桃の蕾がほころび、 花が咲き始める頃となりました。 昔は花が咲くことを「笑う」と表現しました。 桃は枝から直接くっつくように、 溢れんばかりに密集して咲くのが特徴です。 上品な白から淡いピンク、濃紅まで、 彩りの競演を楽しむことが出来るのも 「桃」ならではないでしょうか。 「桃」と言うと、まず思い浮かべるのは フルーツ(「実桃」)のほうですが、 「桃」は大きく分けて2種類あり、 雛祭りに飾る桃の花は、 花を観賞するための品種で 「ハナモモ」と呼び、 食用の「実桃」とは性質が異なります。 桜の花の咲く時期に前後して 開花の最盛期を迎え、 艶や…