漫画。
原作:七月鏡一、作画:藤原芳秀。
週刊ヤングサンデー連載。
2007年より、完結編と銘打った『暁のイージス』が同誌で連載中。
闇に生き、闇を照らす光となる男、楯 雁人
“イージスの楯”とはギリシャ神話の女神、アテナの楯のこと。魔女メデューサの首が埋め込まれており、いかなる敵の攻撃も阻んだという。
それと同じ名前で呼ばれる男、楯 雁人(たて かりと)は謎につつまれたフリーランスの護衛者。年齢、出自他すべて不詳。ただ知られていることは、一度、依頼を引き受けたら、何があろうと、何人であろうと確実に護り通すこと。それだけだ。
次なる雁人の闇の護りの庇護者ははたして・・・
そして雁人とはいったい何者なのか?
――俺がお前の楯になる
連載当初は、無類の強さを誇るボディガードによる、多彩なストーリーのアクション活劇という面が強かったが、主人公の過去が明かされていくとともにテロリズムを主題にしたエピソードが増えていき、「9.11アメリカ同時多発テロ」を作中に取り込むに至って、カウンターテロの物語という主題を完全に確立する。
また、同作者コンビよる旧作『ジーザス』のキャラが再登場するなど、随所にリンクや遊びが仕込まれているのも特徴。
http://www.s-book.com/plsql/sbc_tosho?tid=14248&lpc=1
間違えて『闇のジーザス』と言ってしまう事例が散見される。