能條純一作の麻雀漫画(というより、劇画)。
アニメになったりゲームになったりパチンコになったりしている。
麻雀漫画としては非常に有名だが、内容はむしろ極道もので、麻雀内容に力点が置かれているとは言い難い。本来、ポン・チーといった鳴きを駆使した「鳴き麻雀」は邪道とされているのだが(ライバルである雨宮賢にも、その事を劇中で再三指摘されている)、竜は常識外れとも思える鳴きを繰り出した挙句、高い手役をツモってしまう。その強運を聞きつけたヤクザ達から、竜は再三にわたり卓に誘われるのだが、そのような中で抗争を起こして自滅していくヤクザたちの姿が印象深い。