今回は、サイクル⑥後に行った腹部MRIと骨髄検査の結果について記録しておきたいと思います。 ⸻ 骨髄検査:GD2陰性に Rの治療前、骨髄検査ではGD2が陽性でした。 GD2とは、神経芽腫細胞に特徴的に発現する**表面抗原(糖脂質)**で、骨髄でこれが陽性ということは、神経芽腫細胞が骨髄に浸潤していることを意味します。 それが、2回目陰性。 今回の3回目も、骨髄検査の結果は陰性でした。 治療の効果がしっかり現れていると考えられる良い結果です。 でも、神経芽腫は油断できない病気。 「陰性」が続いているか、今後も慎重に見ていく必要があります。 ⸻ 腹部MRI:見た目の変化はごくわずか 腹部MRIの結…