今回の「全国神社お参り旅」では、京都市東山区の京都霊山護国神社を参拝いたします。 日本の歴史の大転換期となった幕末から明治維新にかけて、国家のために命を捧げてきた人たち、いわゆる幕末の志士たちの墓が並ぶ京都市東山山麓。市街地からは「維新の道」と呼ばれる坂道を上ってくると京都霊山護国神社があります。 神社は、志士たちを称える目的で明治元年に「霊山官祭招魂社」として創建されました。御祭神には549柱が祀られており、中山忠光卿のほか、坂本龍馬、中岡慎太郎、久坂玄瑞、入江九市、宮部鼎蔵、真木和泉守らそうそうたる人々が名を連ねています。 神社の隣にある霊山歴史館には、新政府側として活躍した志士だけでなく…