昨日、5月3日の快晴の朝、陽の光は均等に街を照らす。人がたくさん歩いて行く駅や最新の駅ビルも、その最新の駅ビルに圧される形で客筋が途絶えている開店前の古いビルの駐車場のスロープにも。その光に照らされた街を、ほんの気まぐれのように、1970年代のFD50mmF1.4レンズを開放で撮ってみる。私の使っているフルサイズセンサーのミラーレス一眼の最高シャッター速度は1/8000秒で、開放だと最低ISO感度にしても1/2段ほど露出がオーバーになってしまうが、それで余計にオールドレンズのフレアが、暖かい光の熱が光景に沁み込んでいるように写るからそれでよしとしよう。 そんな街をカメラをぶら下げて一人で歩きな…