今回は、失語症の症状の一つ「流暢性の障害」についてお送りします。 皆様に失語症のことを知っていただけますと幸いです。 <流暢性の障害とは> 病前と同じように滑らかに話すことができなくなることを、流暢性の障害(非流暢)と言います。 非流暢になる要素には、発話量の低下、言葉が出てこない、構音が乱れる、句の長さが短くなる、抑揚やアクセントの障害などがあります。 失語症は大きく分けると、非流暢性失語と流暢性失語に分類されます。(さらに細かい分類があります) <流暢性の障害がある方と話すときのポイント> ・言葉が出てくるまで時間がかかることがあるので、ゆっくり待ってあげましょう。 ・構音が乱れたり、抑揚…