1980年代、アメリカで成功を夢見た韓国移民一家の物語。祖母役のユン・ヨジョンが、アカデミー賞でアジア人女優として2人目の助演女優賞を受賞し話題になり、私の中ではその受賞の瞬間と彼女のスピーチが印象に残っていた。 心臓の弱い長男のデビッド(アラン・キム)は、両親、特に母親のモニカ(ハン・イェリ)からは心配され大切に育てられている。父親のジェイコブ(スティーヴン・ユァン)が農業での成功を夢見て、田舎でトレーラーハウスに住むことになったが、病院から遠いことや、一からの農業に賭けることにモニカは難色を示している。そして、土を耕し畑に水を引くことから始まった、ジェイコブの作物づくりはなかなか軌道にのら…