韓愈

踔厲風発 今回は踔厲風発（たくれいふうはつ）です。 文章や弁舌に勢いがあり、優れていること、です。 ちょっと漢字が難しいね。 「踔」は越える、「厲」はするどい、磨く、はげしい、「風発」は素早いイメージです。 なるほど。一生言われそうにないな。 能力が備わっていても、あんまり聞かないですよね。でも使おうとすれば使いどころはあるでしょう。 まあ、人に直接は言わないけど、文章なら何とか、って感じだね。 出典は韓愈の「柳子厚墓誌銘」でした。

含英咀華 今回は含英咀華（がんえいしょか）です。 詩の本質をしっかり味わう、文章のレトリックを深く理解する、文章の美しさを理解する、などの意味です。 ちょっと難しいね。 「含」も「咀」も口に入れるイメージです。そして「英」と「華」は花を意味します。 美しさを味わう、って感じなんだね。 そう言うことです。 出典は韓愈の「進学解」でした。

銷鑠縮栗 今回は銷鑠縮栗（しょうしゃくしゅくりつ）です。 畏れて、すっかり萎えてしまうことです。 こんなに頑張って書いてそんな意味なのか。 熟語は、どういう意味なの？ 銷鑠（しょうしゃく）は金属が溶けるイメージです。漢の枚乗「七發」の言葉で、縮栗（しゅくりつ）は、おそれ、かしこまる、枯れて萎えるイメージです。「礼記」の言葉です。 へー。 出典は韓愈の「與少室李拾遺書」でした。

影隻形単 今回は影隻形単（えいせきけいたん）です。 一人ぼっちで孤独なことです。 寂しいね。 姿も影も寂しく、孤独だということです。 聞くだけで寂しいわ。 まあ。実際には慣れもありますけどね。とはいえ、誰にもかかわることが無いのは寂しいですよね。 この言葉は韓愈の「祭十二郎文」に 形単影隻 と出ています。 出典は韓愈の「祭十二郎文」でした。

筆力扛鼎 今回は筆力扛鼎（ひつりょくこうてい）です。 簡潔で素晴らしい力強い文章のことです。 すっごい力で書いてるの？ 文章力が素晴らしい、力強い、という文脈です。 「扛」ってあんまり使わない字だね。 あげる、かつぐ、というような意味です。 じゃあ、重い鼎（かなえ）を持ち上げるほどの力、の筆力、ってことか。 そういうことです。 出典は韓愈（かんゆ）の詩「病中贈張十八」でした。

今のバイト先だが、既得権益者の無能ぶりに呆れている。 俺は能力があって仕事ができるのだが、ベテランバイトが長く働いているからという謎の理論で俺の指示や指摘に聞く耳を全く持たないので震えている。 頭が悪いし、知識もないのになぜそんな自信が生まれるのか本当に意味不明。 そういうことをされると、こちとら喧嘩を売られていると判断するので喧嘩腰に言って従わせますが。 今までも主婦批判で書いてきたのだが、社員がこういう既得権益者をそのままにするからダメ。 俺の言っていることは正しいと管理職は言うのだが、その後はコミュニケーションなどといったふざけた話に持っていきお茶を濁す。 この管理職が俺にある程度の権限…