昨日の月曜、仕事にとりかかりしばらくして「浅草キッド」の歌が頭を回り始めた。パンフレットに、マーキー役の稲葉友が、(諸説あるようだが)あの歌はビートたけしがマーキーのことを思って書いた…、というコメントを読んでいたせいもあり、マーキーのラストシーンを思いだし泣けてきた。(仕事中なのに) 夢は捨てたと言わないで ほかに道なき二人なのに くぅぅぅぅ(ジョン・カビラ風) そして、激しく思った。ああ、もう一度、林遣都の歌う「浅草キッド」が聞きたい! 本作は何者でもなかった男の成功への道のりを描いたものではない。成功を夢見てあがいて、あがいて、夢をあきらめなかった者、そして夢破れた者たちの姿。そして、自…