子供の頃、遊戯王という漫画が好きだった。(今もストーリーの大枠や時系列は記憶しているほどだし、その手のネタにはすぐ反応できる) その当時は単なる面白い設定の一つと思っていたが、この作品の核となる概念の【もう一人のボク】という存在に、最近は当時とは別の感想を抱いている。 遊・戯・王 15 (集英社文庫(コミック版)) [ 高橋 和希 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 正直、自分の中に異なった自分が同居しているというのは、厨二でもなんでもなく、案外普遍的なものではないか、ということだ。 実際僕は、自分の中には、相反する二つの"思考・価値観"が隠れていることを感じている。…