『新自由主義と教育改革 大阪から問う』髙田一宏岩波新書2024年8月20日 第1刷発行 日経新聞 2024年10月5日の朝刊書評で、 紹介されていた本。記事には、 ”教育に市場原理を持ち込み、学校・教師間の競争を促すことで「質」を高める。新自由主義的な教育政策が日本で本格的に始まって20年ほどになる。その動きが顕著だった大阪の学校選択制や入試制度改革を検証し、格差拡大などの弊害が生じたと指摘する。学力や学びとは何か、という根源的な問いも突きつけていよう。本書の主張に否定的な視点を持つ読者もいるだろうが、教育改革を議論するうえで示唆に富む。(岩波新書・1012円)” とあった。 あえて、「本書の…