前回の「源氏物語」の流れで、気になる登場人物について少々、、。夕顔の忘れ形見の美女、玉鬘は、数奇な運命の女(ひと)。4歳から成人で帰京するまでは九州で育つ。 自らは雅び(宮廷風に風雅)な光源氏は、玉鬘を引き受けることに決めた時、「玉鬘が鄙(ひな)びていたら(田舎風だったら)どうしよう」なんて心配している。配慮が万事パーフェクトなはずの光源氏にも、ソウイウとこあるんだよねえ、困ったもんです! でも、彼の危惧に反して、玉鬘は魅力的な女性だったので、今度は彼女に言い寄ってみたり、、ったくもう‼︎ それはそうと、サブタイトルをじっと眺めて、気づいたことありませんでしょうか?玉鬘の鬘と髭黒の髭は、漢字の…