まさに地球沸騰化、連日の猛暑で不要不急の外出は控えていたけど、クーラー付けっぱなしの蟄居生活もそれなりに辛いものがある。 どこか涼し気なところはないかなと、森の中のパワースポットに出かけてみることにした。目指すは佐賀県唐津市相知町(おうちちょう)にある「鵜殿の石仏群」だ。 伝承によると、大同元年(806年)空海が唐での仏教修行の帰りにこの地に立ち寄り、「漢土の霊窟にも劣るまじき法地なり」と、三体の仏様を岩肌に彫ったのが始まりとされる。(残念ながら、現在は残っていない) 現存しているのは、南北朝時代から江戸時代にかけて彫り込まれたもので、60体ほどの仏様があるという。 参道入り口に到着。暑さのせ…