鹿児島県の県道脇のサツマイモ畑で発見された男性の遺体とオートバイ。一見すると単純なひき逃げのようにも思われたがその状況には疑問がもたれた。 ランキング参加中オカルト同好会 事件の発覚 1991年(平成3年)7月10日、鹿児島県曽於郡松山町(現在の志布志市松山町)を通る県道109号脇のサツマイモ畑でうつ伏せに倒れた男性の遺体を近くの農婦が発見した。男性の5メートル手前の草むらにはヘッドライトが壊れ、血の付いたオートバイが転倒していた。 その状況は緩やかな県道のカーブで起きたひき逃げ事件を思わせた。だがオートバイ本体の損傷は少なく、道路にそれと見られるスリップ痕がないこと、顔面の損傷に対して血痕の…