四神の旗【電子書籍】[ 馳星周 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 大化の改新で功があった中臣鎌足の子不比等は、天武の治世になる雌伏のときを迎えたが、その後持統天皇の信頼を得て出世を遂げると、一代で朝廷を支配する。 その野望を子々孫々に継がすべく、議政官は一家1人という原則を逆手にとって、4人の息子たち武智麻呂、房前(ふささき)、宇合(うまかい)、麻呂に、それぞれ南家、北家、式家、京家と四家設立して藤原支配を盤石のものにしようと目論む。そして中心に四家の妹となる安宿媛を首皇子の妃に嫁がせ、藤原氏の血脈を継ぐ皇子の皇后として野望を完成させようとした。但しその志半はで不比等は没す…