北アルプス奥地の山小屋、三俣山荘には 戦後、山荘の小屋主であった伊藤正一さんの書かれた体験記「黒部の山賊」が置いてあります。 この本、何年か前に読んでかなり面白かった記憶があり、 もう一度読み返してみたくなりました。 ということで、帰ってから図書館へGO! 表紙の畦地梅太郎さんの版画もいい味だしてます (*^-^*) 伊藤さんが三俣山荘(当時は『三俣蓮華小屋』)を譲り受けたのは昭和21年。それまで長い間放置され、無人で荒れ果てていた小屋には、このところ山賊が住み着いているという噂を聞き、様子を見に行ってみると・・・ なんて、緊張感のある場面から始まるのですが、 「山賊」と呼ばれていた人々の実態…