元禄12年1月15日。熱田の祭礼は例年の如く行われる。ただし、印地打ち(石合戦)は行われず。切紙をもって申し入れる。今は穏便のときであるが、さしあたり少々の修理は18日よりやってもよいこととする。その他のことはもちろん前々の通りと心得るよう御老中が申し渡す。以上。山田理右衛門。