正徳3年2月29日。飛騨守が名古屋に到着する。近頃、出来町で大根泥棒の罪をきせて殺した仲間がまた1人牢に入る。上旬頃、蝦屋町渡辺清兵衛と弟同清右衛門が共に闕所となる。両人はともにトタン(米取引)をする者であった。津守様(松平義行)の金を250両借り、返済しなかったため。