いくら議論しても正しい結論を導けないことがあります。 それは、前提が相互で食い違っている場合です。 政治の現場では106万円の壁やガソリン税の撤廃に関して与野党が予算を担保にした綱引を行っています。 これがなぜこんなにもめているのでしょうか。 今の経済状況は増税により所得が減り続けているので、107万円の壁もなくしガソリン税も廃止にして、なんなら消費税も失くしてしまえばみんな潤うではないですか。 そうしたら消費も活発になり、税収も増えていき四方良しとは考えればいいのに、なぜかそうはなりません。 それは、意図的なのか本当にわかってないのか貨幣観がお互いに違うからです。 プライマリーバランス黒字化…