「112日間のママ」×「はなちゃんのみそ汁 心が弱っているとき、会いたくなる人。 大阪在住、フリーアナウンサーの清水健さん。小学3年生の男の子を育てているシングルファーザーだ。 清水さんは、9年前、妻の奈緒さんを乳がんで亡くした。奈緒さんは、妊娠直後に乳がんが発覚。ママでいられたのは112日間だった。 僕は16年前、妻の千恵を乳がんで亡くした。千恵は、乳がんの手術後に妊娠。4歳の娘にみそ汁の作り方を教えて天国に旅立った。 29年生きた奈緒さん。 33年生きた千恵。 もっと長く、生き続けたかっただろう。 子どもたちの成長を見たかっただろう。 一方、残された僕らは、今も死別の悲しみを抱えたまま。 …