タイ文化省芸術局は、チャオプラヤー川沿いのバンコクヤイ地区にある“暁の寺”ことワット・アルンの仏塔の傾きを監視するため、高度な3Dスキャン技術を活用する計画を発表しました。タイ国営メディアNNTが2023年6月21日に伝えています。 芸術局が最近実施した調査によると、ワット・アルンの本堂の上部でわずかな傾きが確認されました。さらに、地盤沈下により、4つの小さな仏塔と、周囲の4つのモンドップ構造物が主塔の方にわずかに傾いているとのこと。 芸術局局長は、主塔の基礎構造は強固なままであり、上部にのみ傾きの兆候が見られると断言。これらの発見を踏まえ、芸術局は3ヶ月ごとに仏塔の3Dスキャン検査を行い、傾…