4321ポール・オースター柴田元幸 訳新潮社2024年11月30日 発行4321(2017) 2024年に亡くなった、ポール・オースターの作品の翻訳最新本。柴田さんの訳も気になる。本屋さんで見かけたのは、厚さ5cm以上はありそうな、分厚いハードカバーの単行本。これは、、、買ったら積読になってしまうかも、、、と思って、図書館で借りることにした。予約して、待つこと1か月くらいだろうか、順番が回ってきたので借りて読んでみた。 私にとっては、2024年の死亡記事を目にしてから初めて手にしたポール・オースター。『ガラスの街』を読んだだけで、その物語の密度に圧倒された。 megureca.hatenabl…