2019年7月のブログです * 村上春樹さんと柴田元幸さんの『本当の翻訳の話をしよう』(2019・スイッチパブリッシング)を読みました。 柴田さんは東大の英文学の教授を長くされて(その割にラフなかたです)、村上さんの翻訳を手助けされてきたという関係にあって、このお二人の肩のこらない、しかし、結構、研究っぽいところもある真摯な本です。 英文学のお話だけでなく、明治時代の翻訳、二葉亭四迷などから今の翻訳に至るまでが語られたりしていて、興味深いです。 また、二葉亭四迷が明治時代に文語体でなく口語体の小説を書こうとしてうまく書けずに、まずはロシア語で書いてみたというお話と、村上さんがデビュー作を書こう…