19世紀フランスの作家マルセル・シュオッブ作「黄金仮面の王」が文庫本で出版された。(河出文庫) 数年前国書刊行会から出版された全集(全1巻だが)と、もう一冊別の本を持っていて、今回収録されている作品はそこにすべて載っているのだが、購入してしまった。 全集がぶ厚くて重いので、持ち歩き用に…というのもあるが、いちファンとして貢献したいという気持ちからだった。 あまりメジャーな作家ではないと思うが、その素晴らしさを多くの人に知ってほしい。文庫本になって気軽に手にとれるようになったのは、喜ばしい。 作風は、幻想的な、大人の童話といった感じ。 話一つ一つは短いが、いろいろ考えさせられ深い。弱い立場の者に…