ア・トライブ・コールド・クエストの『The Low End Theory』の中に「Vibes And Stuff」という曲があって、そこで印象的に使われているジャズのサンプリングがあるんですが、その元ネタがグラント・グリーンであったことを突き止めた時には非常に興奮しました。使い方がとにかくカッコいいんですが、元の演奏の方も非常にいかしています。 本作に入っている「Down Here On The Ground」というのがその曲ですが、もうこれに尽きますね。こうしたジャズ音源のサンプリングはスチャダラパーにもあって、「サマージャム95」ではボビー・ハッチャソンの曲が全面的に使われています。 ジャ…