恒星のフレア現象は、ASAS-SNなどの自動サーベイでも頻繁に捉えられているので珍しいことではありませんが、太陽表面で発生するフレアとは規模が違います。今回、数年ぶりにスーパーフレアと思われる増光をとらえたので備忘録としてまとめておくことにします。 去る6月3日の夜、24時50分に「こぎつね座」付近を撮影した3画像に過去の画像に無い天体が写っているのに気づきました。位置は、赤経 20 06 16.42 赤緯 +25 39 56.2、光度は、約12.7等でした。それぞれ、画像の中心位置は異なるのでカメラの受光素子のノイズではありません。この位置に該当する変光星をVSX(AAVSO)で調べましたが…