少数与党であるし、政治改革や補正予算など課題山積の臨時国会が始まっている。会期はわずか24日で、重要課題をこなすには日程がたりるような気がしない。しかも安全保障を含む国際環境は、待ったなしに難題を突き付けてくる。そんな中、ようやく日本版ACD(Active Cyber Defense)の議論がスタートする。 重大サイバー攻撃、予兆で無力化 第三者機関が監督 - 日本経済新聞 官民での情報共有活用に関する「セキュリティ・クリアランス制度」はとりあえず法令が定まっているから、残る大きな論点は、 ・通信情報の活用(要するに通信傍受) ・アクセス、無害化(危険なサーバ等への実力行使) である。これらを…