TL;DR 参照・更新の責務が巨大かつ主要なテーブルに集中したことでスケーラビリティに懸念が生じた 参照・更新をテーブルレベルで分離することで責務に合わせた性能の最適化が可能になる 参照系の改善からスタートすることで将来的な更新系の改善を実施しやすくなる 参照系を改善することで、性能改善目的で作成された複雑なストアドプロシージャ/ファンクションを廃止しやすくなる ストアド機能を廃止することで参照/更新の両方でスケールするNewSQLへ移行できる選択肢が取れる はじめに Wallet Stationのバックエンドエンジニアの荒川です。 今回は、「参照/更新系が1つのテーブルに集中したことで発生し…