イーサネット(ethernet)上で使われているアクセス制御方式。
イーサネットは、バス型のネットワークアーキテクチャで有るため、同時には1台しかデータを送ることが出来ない。そのため複数のネットワーク端末が同時にデータを送信(衝突)した場合は、一旦データの送信を停止し、ランダムにウェイトを置いて改めてデータを送り直すという制御を行っている。非常に構造が単純な為安価に実装できると言う利点がある。
古い10BaseT/100BaseTXのハブや10Base2/5を使った場合にこの制御方式が使われる。現在主流になっているインテリジェントハブやスイッチングハブでは、通信相手のマシンにハブの内部で直接つなぐため、この方式は使われていない。
CSMA/CD方式は、次世代規格10GBaseでは廃止が決まっている。