Complex Instruction Set Computer*1の略
マイクロプロセッサーの設計様式のひとつ。
個々の命令を高級言語に近づけ、複雑な処理を実行できるようにすることで処理能力の向上をはかっている。
ところが、プロセッサの構造が複雑になるため、高クロック化の障害となり始め、CISCよりもRISCの方が優れているという議論が1990年代にはなされたものである。
代表的なCISCプロセッサはIntel社のx86系列。しかしPentiumの頃から内部構造にRISC的な要素を取り入れ始め、現在ではRISCと大差がなくなっている。
対義語:RISC