もともとNetflixのシリーズとして「ジェシカ・ジョーンズ」などと並んで展開されていたシリーズが本家マーベルに移籍して紡がれる続編ということで、大いに期待していた。ここのところのマーベルのドラマ作品は、見ていてもちょっとノリきれないというか、世界観が作り込まれていない気がしていたのだが、その意味でこの作品は久々のスマッシュ・ヒットになった。 初回には主人公のデアデビルことマット・マードックが旧友のフォギーやカレンと仲良く登場して、前のシリーズからの連続性を見せつけたかと思いきや、フォギーはそのエピソードで姿を消してしまう。これには、思わず「えーっ!」と叫ばずにはいられなかった。前作からのヴィ…