こんにちは、暖淡堂です。 今回はGoogle Bloggerで運営している「散木の小屋」の記事から、「臨済録」の序文について書いたものをちょっとだけ詳しく紹介します。 sanboku.blogspot.com 他のところでも書きましたが、「臨済録」はお経が書かれているのではありません。 この書物には臨済自身の「言葉」が記録されています。 それはまさしく、東洋哲学の核心の部分であるともいえます。 序文本文の現代語訳の部分を、書き直すと次のようになります。 ここで書かれているのは、臨済の修行を始めた頃から亡くなるまでのことです。 黄檗和尚のもとで修行をしていたときは、棒で打たれることが何度もあった…