『高速度デジタル撮影で観察したラインケ浮腫患者の声帯振動』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov ラインケ浮腫患者7人(重症6,中等症1)の声帯をHSDIとストロボスコピーで調査。全患者で完全な声門閉鎖,前後位相のズレ,浮腫性声帯と同側の仮声帯との明らかな接触が観察された。 粘膜波の伝播は患者6人で増加し1人で減少した。左右非対称は患者6人で観察された。左右の位相差は患者4人で、左右の周波数差は患者2人で観察された。振動は患者4人で周期的であり、3人は準周期的で、非周期的な患者はいなかった。 重度のラインケ浮腫患者の声帯振動をストロボスコピーで正確に捉えることは大抵の場合で困難だった…