IC3PEAK – Coming Home Tour 2025 より 初稿:2023.5.15追加更新:2025.3.20(「ロシアを出たその後」と「Nickのソロ」の項を追加) バンド名(ラテン表記) IC3PEAK バンド名(ロシア語) 出身地 モスクワ 活動期間 2013- ジャンル electronic, experimental, witch house, electronic rock オフィシャルサイト IC3PEAK 音源・動画サイト SNS
明けましておめでとうございます。このブログのInstagramに2024年の個人的お気に入りアルバムトップ10を投稿したので、それを再構成してこちらにも上げようと思います。ロシアに限らず、国はいろいろです。 Zetra / ZetraШТАДТ(STADT) / How to Behave in the BeehiveRJD2 / Visions out of LimelightThus Love / All PleasureDiiv / Frog in Boiling WaterSoft Play / Heavy JellyTeen Mortgage / Teen MortgageMolch…
IC3PEAK インタビュー和訳(影響を受けたアーティスト、ロシア語で歌う理由、愛国心) からの続き。 公安ツアー ― 私たちはあなた方の2018年に起きた有名な公安ツアーについては、それほど話さなくてよいでしょう。なぜなら、以前、既にたくさん語られているからです。そのうえ、ドキュメンタリーまであるのですから。 Let It All Burn. A Film by Andrey Loshak ― あの後、生活はどのように変わりましたか?生活習慣、警告、安全といったものは?ニコライ:あのツアーの後しばらく被害妄想に陥りました。誰にも住んでいる場所を教えませんでした。古くからの友達にさえも。物理的…
IC3PEAKのロングインタビューを、順番に和訳。 IC3PEAK – music and modern art (English subs) / вДудь ― かつてあなたはアート集団『Война(ボイナ、戦争)』のファンでしたね。アナスタシア:彼らの作品を知っていますが、特に誰かのファンではなかったと思います。恐らく、とても小さいときは、Eminem、Marilyn Manson、t.A.T.u.のLena Katinaを聴いていました。とてもかっこよかったです。しかし、成長してからは、誰にも熱狂していません。しかし、『Война』の作品は偉大で重要です。この種のパフォーマーの中では、赤…
インタビュー和訳 歌詞和訳 インタビュー和訳 2020年6月のインタビューにて、作品『Плак-Плак (しくしく)』と、その背景となるロシアの家庭内暴力について、IC3PEAKの二人が語っている。 IC3PEAK – music and modern art (English subs) / вДудь (左がアナスタシア、右がニコライ) ― かつて私は「IC3PEAKは音楽の現代アート」という定義を聞いたことがあります。それはどのくらい正しいですか? アナスタシア:素敵な誉め言葉だと思います。最近では、音楽ジャンルや、伝統芸術と音楽は、融合しています。それら全てを、できるだけ音楽に吸収し…
今の時代にあった音楽の探し方のコツがつかめてきたことと、YouTubeのおかげで、今年は好きな音楽に大量に出会うことができた。それも、作品を生み出してくれる人が世界中にいてくれるからこそ。それに対し、日本の音楽メディアで扱う範囲がどれほど小さいことか。音楽メディアやキュレーターの質、音楽アーティストのインタビューでの受け答え、世界と日本の差を感じた。Z世代と一括りにはしたくないが、今年は、10代後半から20代前半のアーティストの活躍ぶりを楽しんだ。海外だけでなく、日本も。ストリーミングやYouTubeのおかげで、言語や地理的距離の障壁が低くなり、ラテン語圏のマーケットの大きさも可視化されてきた…
ロシアの音楽ユニットで、オーディオビジュアルアーテイストでもあるIC3PEAK。この記事を書いた後のインタビューで、IC3PEAK本人が作品の解説をしていたので、和訳しました(以下の記事)。合わせて、歌詞和訳もそちらへ移動しました。 以下、本記事で掲載していたインタビューの和訳と感想になります。 インタビュー(2020年5月)の和訳 作品の感想 インタビュー(2020年5月)の和訳 つい先日、2020年5月27日に出た最新のインタビュー記事で、この曲に関しても触れられていたので、その部分を和訳。 "-「死ぬことは怖くない」と、あなたはミュージックビデオ『Плак-Плак』で歌っています。 死…