随意契約で放出された備蓄米が,小売業者への直接販売でようやく2025年6月には店頭に並びそうである。店頭には5kg2000円前後と2024年の値上がり前の水準の商品が並ぶ予定である。 ところが考えてみると,今回の放出米は,2022年産と2021年産。つまり3年前の古古米,4年前の古古古米ということになる。世界に誇る日本のおコメである。新米の香りには追いつかないまでも,普通に炊けて普通においしく食べられると期待したい。 それでも,今回の放出分で1ヶ月分の埋め合わせしかなく,引き続きさらに古い備蓄米を放出することになると思われるが,さすがに味はどうだろうか。また,市場で転売が始まるという噂もある。…