《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 北海道に残ったキハ143は、室蘭本線での運用を続けていましたが、こちらも後継となる737系の新製増備に伴って、運用を終了するアナウンスがされました。もともと、キハ143が運行されていた室蘭本線室蘭−東室蘭−苫小牧間は電化された区間で、輸送量の実態から2両編成で十分だったことから、適当な電車がなく、札沼線の電化によって余剰となったことて転用されたといえます。しかし、電化区間をわざわざ気動車で運行するのは効率的ではなかったのです。 キハ143の車内は、種車のオハフ51のものを可能な限り使いながらも、混雑する路線での運用を…