《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 1992年に落成したワ100形は、翌1993年から東海道本線東京貨物ターミナル駅ー西湘貨物駅間で試験運用が始められました。実際の試験では、営業運用に入ることを想定して、車体部分となるアルミバンボディをトレーラートラクターによって牽かれ、そこから鉄道モードへと変換する作業も組み入れられていました。 トレーラートラクターに牽かれてきたワ100形の車体部分は、併用軌道となっている荷役線に停車し、台車を装着した「アダプターフレーム」を入れるために後輪を空気ばねで上昇させます。そして、「アダプターフレーム」を車体部に差し込んで…