《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info EF500形を開発した理由として考えられるのが、EF500形の失敗が顕在化していたことで、EF200形で一応の成功をみた日立は、その技術を使った交直流機を売り込むことにあったと考えられます。特に、重連運用が常態化しているED75形を置き換え、単機で運用可能な性能をもつ交流電機は、JR貨物にとっても魅力のあるものだったでしょう。多くの部品をEF200形と共通化しているという点でも、検修職員にとっても負担が少なく、保守用部品にかかるコストも軽減できます。何より単機運用が可能になれば線路使用料も減らすことができるので、多く…