JR貨物の交直流電気機関車。「ECO-POWER 金太郎」の愛称を持つ。
首都圏〜東北地方と青函トンネルを抜けて北海道方面の貨物列車における旧型機の置き換えを目的として3電源対応で開発され、1997年(平成9年)に試作機が登場し、2000年(平成12年)から量産されている。
1C2MのVVVF制御で、従来は重連で担当していた運用を単機で担当することで線路使用料を軽減することと、青函トンネルなどの連続勾配区間での踏切粘着力向上のため国鉄EH10形電気機関車以来の2車体永久連結構造をとり、8軸機関車となった。
2007年には門司機関区へも配置されるようになり、関門間で貨物列車牽引にあたっていた旧型機を置き換えて、関門トンネルをまたぐ区間での運用も始まった。