Windows上でのC/C++プログラムの開発にはVisual C++(in Visual Studio)を使うのが一般的だが、これはあくまでWindows完全依存のネイティブ・プログラムを開発するための環境だ。 昔からWindows上にUnix互換環境を構築する試みが行われていて、その集大成的なプロジェクトとして1995年に登場したCygwinというものがある。小生は10年前まで組み込み開発が専門分野だったので、Windows上にCygwin導入してクロスGCCコンパイラをよく使っていたものだ。組み込み屋にとってのCygwinの利用価値はこの一点だけだったので、仮想マシン・ツールの普及、Do…