1987年に日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)より発売された家庭用ゲーム機、およびそのシリーズ機の総称。
初代機は1987年10月30日に、希望小売価格24,800円で発売された。
ハードウェア開発はハドソンが担当。HuCARD(ヒューカード)と呼ばれる名刺大のROMカードを差し替えることで様々なゲームが遊べる。「コア構想」をうたい、さまざまな機器を追加して機能を拡張できるとしていた。
1988年12月4日に発売された「CD-ROM2」(シーディーロムロムと発音)システムは、本体後部等に専用周辺機器を接続するもので、CD-ROMによってゲームを供給した、世界初の家庭用ゲーム専用機となった。1991年12月13日には、その上位機器の「SUPER CD-ROM2」が発売された。
ゲーム機のPCエンジンとほぼ同時期に発売されたNEC製のパソコン、PC-88VAに搭載されたOSの名前。同じグループ企業から同時期にリリースされたものながら、ゲーム機のPCエンジンとの直接的な関連性はない。