まただ。 また、俺はAmazonという名の魔境で、自分の“価値観”そのものを、根底から揺さぶられている。 中華ゲーム機沼の最深部には、5,000円から8,000円で買えるという「R36」シリーズが存在するらしい。それは、もはや“博打”ですらない。“運試し”だ。動けばラッキー、壊れても仕方ない。そんな、使い捨ての“夢”の残骸だ。 だが、俺は、もうそんな“安かろう、悪かろう”には疲れたんだ。失敗してもいい。だが、どうせ失敗するなら、“納得できる失敗”がしたい。 そんな、あまりにも面倒くさく、しかし切実な願いを抱えていた俺の目に、その“ジャンク沼”の頂点に君臨する、一つの“王”が、絶妙な価格を掲げて…