私は菊地成孔さんの音楽も文章もファッションも大好きなんだけど、その中で特に好きな1冊をあげるとしたら、やはりこちらかと。 「スペインの宇宙食」菊地成孔 以下、Amazonから本の概要。 20世紀のカルチュアをリードするカリスマ、菊地成孔の爆発はここから始まった。 音楽、料理、映画、文学、戦争、ダンス、精神分析、愛、憎しみ、嫉妬、希望、絶望。 華麗にして饒舌な文体から、映像が、匂いが、官能が、そして音楽が立ち上がる。1999年から2002年という「時代の転換点」に書かれた文章を集めた菊地成孔のデビュー作が、単行本未収録エッセイをボーナス・トラックとして待望の文庫化。 「他になにものも、私を癒すこ…