これは 家空間の音楽「革命」のゆくえ の続きです。 ξ 1980年代のレーガノミクスの時代は、マネタリズムの隆盛期であった。 それは貨幣の増加が物価を上昇させ、反対に貨幣の減少が物価を低下させるという学説である。 だからインフレを抑制するためには、貨幣量を減少させればよい、つまり金利を上げたり量的に絞ればよいことになる。 アベノミクスはデフレ脱却のため、反対にゼロ金利(以下)にする、貨幣を量的に拡大する方針を取った。 貨幣量を調整すればデフレ・インフレは市場が調整できる、それ以上国家は介入すべきではない、こうして市場主義は国境を超えグローバリズムとして世界を席巻した。 世界市場での自由競争こそ…