正式な名称は「VOCA展 新しい平面の作家たち」 上野の森美術館が主催する平面作品の展覧会。 VOCAとはVision Of Contemporary Artの略である。 1994年に開始。毎年3月に開催されている。 公募ではなく、選考委員が選んだ推薦人の推薦によって出品作家を選んでいる。 また、選考委員によりVOCA賞1名ほかが選ばれる。
上野の森美術館でVOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─を鑑賞しました。 VOCA展というのは公式サイトの説明によると VOCA展では全国の美術館学芸員、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、全国各地から未知の優れた才能を紹介していきます。 ということだそうです。 「40才」より上の人は選ばれないので、氷河期世代はほぼアウトですね。 年齢を表す漢字は「才」じゃなくて「歳」を使ったほうがいいよ!と、氷河期世代の俺が気になったとか気にならないとか。 この展覧会に行った日の体調があんま良くなかったせいか、鑑賞に身が入らな…
というわけで翌平日、上野の『国際子ども図書館』へ。www.kodomo.go.jp安藤忠雄が復旧とリニューアルを手掛けたという、新旧の融合と継承が見所のスポット。 なんでも都内で体験できる安忠の代表作らしい。中庭が美しい。 広々として日光に満ちていた。児童書ギャラリーでは各世代、時代を代表する絵本や児童書に触れることができる。 あたくし的には、 『おしいれのぼうけん』 『ちいさなおうち』 『モチモチの木』 あたりを懐かしく思う世代で。幼時もっともこよなく眺めたのが『カリキュラマシーン』の絵本なのだが、これは見つからず。 なかの迷路の見開きが愉しくて、飽かずにながめては妄想に耽ったものである。 …