オラクルによるIntel x86の仮想化ソフトウェア。
当初はドイツのInnotec社で開発され、買収によりSun Microsystemsに引き継がれ、のちにオラクルに買収され現在に至る。
クロスプラットフォームソフトウェアであり、Windows、Linux、Mac OS X、OpenSolarisで動作する。
同様の仮想化ソフトウェアには、Virtual PC、VMwareシリーズ等がある。
ユースケース VirtualBoxを使用してWindows上に仮想マシンを構築して使用している場合 仮想マシン内部でデータを削除してもホストOS上では使用容量が減っていないことがある この場合のディスク未使用領域の解放 環境 ホストOS: Windows11 VirtualBox Ver: 7.0 ゲストOS: Ubuntu 手順 ゲストOSであるUbuntu上で未使用領域をzero埋め dd if=/dev/zero of=zero bs=4k rm zero ゲストOSをシャットダウン shutdown -h now ターミナルを起動 (コマンドプロンプトやPowerShell等別のCLI…
先日は、【Ubuntu24.04】なVirtualBox専用マシンに2.5GbE/NICを付けただけでしたが、少し作業を進め、2.5GbE/HUBに他のマシンと共に繋げました。 今回は、VirtualBox7から、2.5GbE/NICがどのように見えるかを確認しておきます。【注*1】 小生の健忘禄兼、作業記録になっていることをお詫び申し上げます🙇♂️。 #公開時、写真が一枚抜けておりました。お詫び申し上げます🙇♂️。(2023年11月7日修正) 1.最終構成と使用HUB (1)ネット構成 (2)選定HUB (3)HUBとの接続確認 2.VirtualBox7上での2.5GbE/NICの見え…
拙宅のメインファイルサーバーはFreeBSDを使っていますが(*1)、実機にインストールする前に、VirtualBox7上でFreeBSD13.4を試そうと思います(*2,*3,*4,*5)。 ほぼ、小生の健忘禄です😅。 1.準備 2.新規仮想マシンの作成 (1)Oracle VM Virtual Boxマネージャの起動 (2)仮想マシンの名前とOSの選択 (3)メモリーとCPUの割り当て設定 (4)仮想ディスクの割り当て (5)規仮想マシン(VM)の初期設定確認 3.新規仮想マシンの設定変更 (1)一般設定の変更 (2)ネットワークアダプタの設定変更(任意) 4.FreeBSDのインストール…
いくつか、試してみたいことが出来たので、(*1)、「屋上屋(おくじょうおく)を架す」みたいな話ですが😅、Ubuntu24.04上のVirtualBoxに、Ubuntu24.04をインストールしようと思います。 1.準備 2.新規仮想マシンの作成 (1)Oracle VM Virtual Boxマネージャの起動 (2)仮想マシンの名前とOSの選択 (3)自動インストールセットアップの設定 (4)メモリーとCPUの割り当て設定 (5)仮想ディスクの割り当て (6)規仮想マシン(VM)の初期設定確認 (7)初期設定の完了と、インストールの開始 3.Ubuntu24.04のインストール (1)使用言語…
今回も超ニッチな話題です。(こればっかり) 下記ブログ記事でも取り上げている仮想化ソフトの【VirtualBox7.0】ですが、 ジョイスティックを認識しないというトラブルが発生しました。 x-hannibal.hatenablog.com x-hannibal.hatenablog.com 使用しているジョイスティックは、LogitechのExtreme 3D Pro という製品 (何故かこのジョイスティック、Logitechの日本法人からは現行販売されていないのが不思議です) 【VirtualBox7.0】からもこんな感じで、ちゃんとジョイスティックが認識されていました。 Windows9…
今回の目的 前回 VirtulBox + Vagrant に作成した Zabbix サーバーと通信する Zabbix プロキシを同じ仮想環境内に作成してみる。 構築する Zabbix プロキシのパラメータ ホストオンリーアダプタを2つ使用したインターフェースの構成を作成する。 Zabbix Proxy - 監視対象ホスト 間で使用 192.168.0.111/24:Zabbix サーバーとの通信用 VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #2 192.168.10.111/24:監視対象ホストとの通信用 VirtualBox Host-Only Ethern…
目的 今回は Windows の VirtualBox + Vagrant の使い方を勉強しつつ、手元環境に小さい構成でいいので Zabbix、Zabbix Proxy 監視対象が動く構成を作りたい。 構築環境 構築する構成要素は以下の感じ。 これだけあれば Zabbix の各種機能をいじることができると思う。 Zabbix Server Alma Linux 8 Zabbix Server 6.0 LTS Zabbix Proxy OS 検討中 Zabbix Proxy 6.0 LTS Linux:SNMP Agent として動作させる予定 Zabbix Agent net-snmp snm…
VirtualBoxで「重大なエラーが発生したため」というエラーが出る解決方法。 VirtualBoxで「重大なエラーが発生したため」というエラーが出る解決方法。 【解決】バージョンを7.x系に上げる。 【問題】久しぶりにVirtualBoxを使おうとしたら、謎のエラーで困った件。 【解決】deb版をダウンロードし、バージョンを7.x系に上げる。 【余談】インストールできない場合 【解決】バージョンを7.x系に上げる。 そのために、deb版をダウンロードする。VirtualBox公式サイトはこちらから。 【問題】久しぶりにVirtualBoxを使おうとしたら、謎のエラーで困った件。 こちらの環…
業務で商用版のMySQLに触れる機会が生じた為、先日VirtualBoxに導入したAmazon Linux 2023にMySQLのコミュニティ版をインストールしてみた。 今回導入するMySQLのバージョンは、最新版ではなく業務環境でよく見られる「枯れたバージョン」を利用。yumやdnfコマンドで最新版のMySQLパッケージをインストールするのではなく、wgetコマンドでMySQLのrpmファイルをバージョン指定で作業用ディレクトリにダウンロードし、インストールを実施した。 そもそもMySQLとは何? MySQLは世界で最も普及しているオープンソースなデータベース管理システムである。SQLとはデ…
今回から、「ハッキング・ラボのつくりかた 完全版 仮想環境におけるハッカー体験学習」を参考書として、セキュリティについて学んでいきます。 今回は、ParrotOS というペネトレーションテスト(サイバー攻撃手法でシステムに侵入を試みることでセキュリティレベルを評価する取り組み)向けの OS の環境構築を行います。 同じく、ペネトレーションテスト向けの OS として、Kali Linux がありますが、今回の参考書では ParrotOS が使われています。理由は、Kali Linux は、UI が大きく変わる傾向があり、本に書かれてることが使えなくなる可能性が高いためと書かれていました。 それで…
ここ数か月メインで使用してるPCがブルースクリーンを頻発していたので www.youtube.com 上を参考にしてみたところ、特にDISM・SFCが効果的でした。 (これを知る前に物理的にSSDの換装、メモリーの換装なども試しました。そしてPCの買い替えも検討していました。) うちのPCではブラウザの特定の拡張機能を使うとよくブルースクリーンになるのは 最近になって経験上分かったのですが 時々どうしてもこの拡張機能を使いたい時があり (勿論、コレだけが原因というわけではないでようです。たぶん) 更にVirtualBox上のVMも2つ以上同時に起動していることも多いことから ブルースクリーンで…
普段、当たり前のように使っている「Docker Desktop」。 その便利さゆえに、その中身や仕組みについて深く考えたことがない人も多いのではないでしょうか。 私自身も、ふと「Docker Desktopってそもそも何者なんだろう?」と気になり、改めて公式ドキュメントや参考書を読み直してみました。 今回は、その調査を通じて分かったことを整理しながら、Docker Desktopの仕組みや背景を掘り下げてみます。 Docker Desktopとは? Docker Desktopは、MacやWindows上でDockerを簡単に利用できるようにするためのアプリケーションです。 Dockerはもと…
前回 は、picoCTF の picoCTF 2023 の Binary Exploitation をやってみました。だいぶ時間がかかりましたが、解ける問題が増えてきた気がします。 今回は、セキュリティコンテストのためのCTF問題集 という書籍を読む機会がありましたので、簡単な内容の紹介と、それぞれの問題の解説で使われていたツールの紹介と、実際にそのツールを使ってみたいと思います。 なお、この書籍は、以前の記事(セキュリティコンテストチャレンジブックの「Part2 pwn」を読んだ - 土日の勉強ノート)で読んだ セキュリティコンテストチャレンジブック CTFで学ぼう!情報を守るための戦い方 …
Raspberry Pi3 Model BにOpenBSD 7.4をインストールし自分用のsftpサーバとしてひっそりと運用していたが、自分のみならず家族全員で簡単に利用出来るファイルサーバを立ててみようという事で、今回はファイルサーバSambaのインストールと設定を行った。 自宅の端末のVirtualBox内で稼働するOpenBSDではSambaが動いている為、当ブログにSambaに関する内容の過去の記事があるとずっと思っていたが検索してみるとSamba関連の記事は無かった。よって、今回はSambaのインストールから接続確認まで記事に残す事にした。 尚、sftpサーバの設定およびsftpサー…
OSINTを行うにあたり、クリーンマシンの用意ができたとし。ソフトウェアやブラウザ、拡張機能などはおいといて。次に想環境をホストマシンに構築し。VirtualBoxなりUTM、VMWareなど導入したと仮定して次にOSのインストールが必要になります。 OSINT調査を行うOSも専用のOSがあって。 その専用のOSを使うには以下のメリットがあると考えられます。 ・セキュリティと匿名性 OSINT専用のOSを使うと、匿名化ツールが事前に組み込まれています。 調査者のIPアドレスや調査活動が追跡されるリスクを軽減できます。 ・ホスト環境を保護 ホストPCのデータや設定が調査対象のウェブサイトや悪意の…
1. 情報セキュリティの脅威と脆弱性 Question No.1 問題 最近、ある国際銀行が取引処理システムでセキュリティ侵害を発見しました。この侵害には高度なマルウェアが関与しており、標準的なウイルス対策ソフトウェアを回避しただけでなく、侵入検知システムによって何ヶ月も検出されませんでした。このマルウェアは、取引額を断続的に変更し、少額を海外の口座に送金するようにプログラムされており、その動作が巧妙であるため検出が困難でした。徹底的な調査の後、サイバーセキュリティの専門家はこのマルウェアの性質を特定しました。この侵害で使用されたマルウェアの種類を最もよく表しているのは次のうちどれですか。 選…
リモートデスクトップでVirtualBox上のUbuntuに接続するのは、前回の記事でも実施した。 www.geecul.com その際にはVirtualboxの機能を利用して行ったわけだが、今回はUbuntuにxrdp(リモートデスクトップ接続用サーバ)を使用して実施したのでその備忘録となる。 環境については前回の記事の通りとなる。 ちなみにVM上で動いているUbuntuのバージョンは24.04.1 LTSとなる。 Ubuntu上での操作 ## xrdpをUbuntuにインストール sudo apt install xrdp ## xrdpが起動していることを確認 systemctl sta…
登録日: 2024-11-22 更新日: 2024-11-25 前回、「VirtualBox 7.1.4」と「Vagrant 2.4.2」をインストール しました: ただし、「Vagrant 2.4.2」だと、vagrant plugin のインストールができない問題があり回避策が必要でした。 - 今回、「Vagrant 2.4.3」が提供されたので、新しい投稿としてすっきりさせました: 「Xubuntu 24.04 LTS」に、「VirtualBox 7.1.4」と「Vagrant 2.4.3」をインストール〈H173 改〉 - 最新の「VirtualBox」と「Vagrant」をインストー…
リモートデスクトップを使用して、VirtualBox上のUbuntuに接続す方法を調べたので、その手順を備忘として残しておく。 VirtualBoxの機能を使用したものなので、ゲストOS上での設定や、仮想マシのLAN設定が不要のようです。 ※今回用に特にいじっていない。 Windowsのバージョン Windows11 Home VirtualBoxのバージョン バージョン7.0.22 ※関係ない認識だが一応接続対象の仮想マシンのネットワーク設定はブリッジアダプタになっていたことを記載しておく。 手順 拡張パックをダウンロードする。 www.oracle.com 拡張パックをダウンロードしたら、…
経験に基づいて以前にも書いたことがあるが、... DellノートPCにubuntuを入れるには、DELLのページによれば、BIOSで以下を確認するらしい BIOSがUEFIに設定されている [SATA Operation]が[Advanced Host Controller Interface (AHCI)]に設定されている [Legacy]オプション[Read-Only Memory (ROM)s]を無効にします セキュア ブートを無効にします もっとも近い将来変わりそうだし、例えば、セキュアブートを有効にしたままでも一応ubuntuが入ったようには見えた。但し、VirtualBoxがうまく…
登録日: 2024-11-19 更新日: 2024-11-20 「VirtualBox 7.1.4」の「仮想マシン」に、BeOS R5 のコミュニティ版として、20年以上も永く開発が続く「Haiku R1/beta5」をインストールしました。 - それは現在でも新鮮に感じる OS です。 2 年半ぶりに試します。 「R1/beta5」になり、どれほど変わったか楽しみです。 長い間、リリース番号が「R1/beta」のままなのは、志(こころざし)の高さかも。 今回はたぶん、Linux からのアプリやライブラリの移植が増えたと思います。それは使い勝手の向上につながります。 - その備忘録です。 - …
前回 は、picoCTF の picoCTF 2023 の Reverse Engineering をやってみました。全7問でしたが、少し変わった問題が多かったです。 今回は、引き続き、picoCTF 2023 の Binary Exploitation をやっていきます。Medium が 4問、Hard が 3問です。難しそうです。 それでは、やっていきます。
後期から思いつきで(いまさら)donkeycarを走らせよう、という勉強会を始めまして、ゼミ生3名と一緒にゼミが終わったあとにあれこれやってきました。最初はdonkeycarをシミュレータで走らせ、その後、実機に移行しようとしたのですが、結局、操縦うまくないと教師あり学習ではなんともな感じですし、それ走らせて何が嬉しいのか?ということになりました。どうせなら強化学習したいとなったものの、シミュレータでは繰り返すのは楽だけど実機ではいちいちスタートラインにラジコンを戻さなければならないと考えただけで😞となりました。それでも、YouTubでDRLを解説している方がいたので一緒に写経したのですが途中…
あるソフトウェアを使い続け、使い慣れ、たとえバージョンが古く、サポート切れになり、時代遅れになったとしても、それが新しいOSでも問題なく動作し続けるのであれば、そのソフトウェアを使い続けたいのが、一般的なユーザーの求めることではないだろうか。その典型例の一つがAdobe Acrobatだろう。そして、そのようなユーザーの希望を打ち砕くのがオンライン・ライセンス認証、いわゆるアクティベーション(activation)、オーソライザーション(authorization)と呼ばれるものだ。 たとえソフトウェアが問題なく動作していたとしても、何かの拍子でアクティベーションを求められた時、すでにベンダー…
概要 Windows 10のサポート期限(2025年10月)まで残り1年を切りました。後回しにしていたWindows 11へのアップグレードをそろそろやらなければ…と考えている10ユーザーもいるのではないでしょうか。 今回は筆者の友人がWindows 10を11にアップグレードしようとした際に発生したトラブルへの対処法について解説します。 背景 Windows 10を11にアップグレードするには、UEFIセキュアブート対応が必要なので、Windowsが入っているハードディスクのパーティションテーブルはUEFIに対応したGPT形式である必要があります。旧来のMBR形式を使っていた場合は何かしらの…