マサチューセッツ工科大学で開発されたウインドウシステム。
ビットマップディスプレイ上でウィンドウシステムを提供する表示プロトコル。
Xプロトコルという通信プロトコルを用いて、クライアントはサーバから描画の要求を行う。
このサーバとクライアントはネットワークに接続されていればどこに存在してもいい。
名前が長いので単に「X」と呼ばれることもある。
現在はライセンスの問題で XFree86 から分離した「X.Org」がLinuxやMac OS X(X11.app)に搭載されており、主流となっている。
この「X」の語源は、昔「Window」の頭文字をとり、「W」というウインドウシステムが存在したため、それを超えるものとしてWの次の文字である「X」と名づけられた。