涼宮ハルヒの直観 (角川文庫) 作者:谷川 流 KADOKAWA Amazon 以前『クビキリサイクル』の感想を綴った時に、「『涼宮ハルヒ』シリーズを普通の文庫として読むのはキツイ」というようなことを書きました。 実際、シリーズ1作目の『涼宮ハルヒの憂鬱』は紛れもなくライトノベルだと自分は思っています。 そのハルヒシリーズの最新作が本作『涼宮ハルヒの直観』です。 前作『涼宮ハルヒの分裂』から9年半もの時を経て角川スニーカー文庫から出た新作です。 この『直観』が出て時に色々な人が書いている感想の中で「新作が出るのが遅すぎた。自分たちはハルヒを読むには大人になり過ぎてしまった。」というような感想が…