ハナアブはアブと呼ばれていますが、人を刺すアブではなく、ハエの仲間です。昔はショクガバエ(食蚜蠅)と呼ばれ、それは「アブラムシを食べるハエ」という意味で、一部の幼虫がアブラムシを主食とするためでした。英語では Hoverfly、Flower flyと呼ばれています。人を刺すアブはHorse flyです。 ハナアブ科ヒラタアブ亜科のホソヒラタアブは腹部が黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太帯と細帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブです。Hoverflyと呼ばれるように、ホバリングしながら花から花へと飛び回り、湾岸地域でもよく見られます。 同じハナアブ科ヒラタアブ亜科のミナミヒメヒラタ…